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市川稲門会50周年 7月5日が創立記念日

更新日:2020年7月5日

市川稲門会は今年で創立50周年を迎えます。第1回の総会(設立総会)は昭和45年7月5日、南八幡の市川市勤労福祉会館(現・市川市勤労福祉センター分館)で開催されました。7月5日は当会の創立記念日ということになります。


そもそも市川稲門会の設立の経緯は「発足7人衆」と呼ばれる市川市在住の7人の早大OBの呼びかけがきっかけです。第6代会長の矢谷憲一氏が会報第1号で草創期を回想されている「市川稲門会のあゆみ」によると、昭和44年に昭和25年法学部卒の黒岩浩氏、山口正人氏から校友会に勤務していた矢谷氏に稲門会結成の話が持ち込まれた。これに以前から同じ意向を持っていた昭八会(昭和8年卒業生の会)彦坂宏三郎(初代会長)、尾高要之助(2代会長)、渡辺三郎(3代会長)の3氏が一緒になって準備会を重ね、市川稲門会の設立が決まりました。第1回の総会には早稲田学報が送付されている校友に案内状を配布し、56人が参加しました。


総会は当初、年2回開催され、途中名称を「市川早稲田会」とするなど試行錯誤の結果、第4回総会(昭和46年12月)で現在の「市川稲門会」に定まったとのことです。初代会長を選出したのもこの第4回総会。役員・会則なども定め、ようやく校友会組織らしい形を整えることが出来ました。


それから50年。本年は50周年記念事業を大々的に挙行する予定でしたが、コロナウイルスの感染拡大という想定外のアクシデントのため、3月以降稲門会活動も停止し、記念事業もいずれも延期の止むなきに至っています。創立記念日に先立ち6月には母校で創立50周年を祝う総会も開催する予定でしたが、残念ながら延期せざるを得ませんでした。


50年前に先輩諸氏7人衆の呼びかけでスタートした市川稲門会も今では有料会員が200人を超える大きな組織に発展しました。草創期の先輩諸氏の熱い思い、その後の会の発展を支えてきた会員皆様の努力を考えると、このコロナ禍に負けるわけにいきません。創立記念日に思いを新たに、市川稲門会の再起を目指して頑張りましょう。


写真:第1回総会が開かれた南八幡の旧・市川市勤労福祉会館(現・市川市勤労福祉センター分館)

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