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執筆者の写真ichikawatomon

早稲田大学校友会事務局「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急支援金」へのご支援のお礼とお願い

以前こちらでご紹介しました、本学学生向けの「緊急支援金」「早大緊急奨学金」について、早稲田大学校友会事務局から各稲門会に、具体的な取組内容と校友の皆さまからのご支援の進捗状況についての報告が届きましたので、お知らせします。


4月24日から開始したこの取組、6月12日時点で校友の皆さまから3億円以上のご支援があったとのこと。大勢の方の厚情が嬉しく、また誇らしくも感じるお知らせですので、ぜひ本文をお読みください。


現在は徐々に日々の活動が戻りつつある状態ですが、皆さまご承知のとおり随所で経済的なダメージが加速しており、それが本学学生の家計やアルバイトなどにより一層の影響を与えているものと思われます。本学および困窮学生のご支援をされる方は、本文末尾の「ご寄付のお申し込みはこちら」をご参照ください


 

早稲田大学校友の皆様

校友会支部・稲門会 各位


早稲田大学総長 田中 愛治

早稲田大学常任理事(募金総括) 齋藤 美穂

早稲田大学校友会代表幹事 萬代 晃


この度、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、経済的に困窮している本学の学生(大学生、大学院生、早稲田高等学院生、本庄高等学院生、芸術学校生)を対象に、本学は新た

に「緊急支援金」(10万円)を給付することとし、学生本人または保護者の家計が急変した場合の「早大緊急奨学金」(40万円)等の規模を約3倍に拡げ、さらにオンライン授業

を受けるための学生への支援策として500台のパソコンと900台のWiFi機器を用意して無償貸与することなどを決めました。


これらに対して当初は約5億円の学生への緊急支援を決定しましたが、学生の困窮具合を勘案しまして、さらに総額で約7億円になるまで用意して参りました。

これは、「経済的な理由で、学業をあきらめる学生を一人も出したくない」という、止むにやまれぬ思いから始めた施策です。


上記の通りの経済的に困窮している学生への支援措置をお知らせし、皆様には学生への応援のために、本学へのご寄付(1口1万円)をお願いしましたところ、大変多くの皆様からご寄付を賜りました。誠にありがとうございました。

いただいたご寄付は、上記の経済的に困窮している学生への「緊急支援金」(10万円)の給付、ならびに「早大緊急奨学金」(40万円)等の給付に充てさせていただいており、

今後もそうさせていただきます。


緊急支援金に申請を出した学生は当初は3,000名を超える程度でしたが、2週間で6,000名を超え、現在までに約8,400名を超える申請者数になっております。

その申請書を、職員が徹夜に近い形で全て目を通して、できる限り多くの学生に支給できるように努力して参りまして、5月15日から「緊急支援金」(10万円)の支給を開

始し、現時点で4,571名の学生への支給が決定しておりまして、既に3,824名には支給が完了しております。


なお、今回の緊急でのご寄付のお願いは、4月24日から開始いたしましたところ、最初の1週間あまりで約1億円を超えるご寄付を賜り、1ヶ月余りで約2億円、6月12日時点で3億円を超えました。誠にありがとうございます。

ご厚志に心から御礼申し上げます。これまでに、これほど早いスピードでこれほどの金額が集まったことはございませんでした。校友(本学では、卒業生を「校友」と呼ばせ

ていただいております)の皆様、学生の保護者の皆様、また早稲田大学を応援してくださっている皆様、ならびに教職員の皆様の「経済的な理由で、学業をあきらめざるを得ない学生を1人も出したくない」という温かいお気持ちを肌で感じまして、心から感謝しております。


また、今回は20歳代、30歳代の若い方たちからのご寄付も多く、後輩もしくは若い学生の苦境を思ってくださる皆様のお気持ちを、大変ありがたく存じております。

もちろん、年配の方たちにもいつも通り、多くのご寄付をいただいておりまして、その変わらぬご厚情に改めまして深く感謝しております。


しかしながら、政府による首都圏に対する緊急事態宣言の期間が2ヶ月近くにまで延長されましたことにより、困窮している学生数は、当初私たちが予想したよりも速いスピードで増え、その状況はより深刻になっております。

また、いつ第2次、第3次の感染症拡大のピークが来るかもわからない状況が続いております。


本学も、「緊急支援金」、「早大緊急奨学金」等、またオンライン授業支援の予算を増額して参りましたが、それを上回るスピードで経済的に困窮していく学生の姿が浮かび上がっております。したがいまして、今後も困窮する学生へのさらなる支援が必要となって来ております。

いただいたご寄付は、経済的に困窮している学生を対象とする緊急支援金ならびに学内奨学金の更なる充実や、オンライン授業の受講に必要な教育環境整備等に有効に活用させていただきたいと存じます。


現在も、本学は皆様のご支援、ご寄付を必要としております。

まだご寄付をされていらっしゃらない方には1口でもご寄付のご検討をお願いしたく、既にご寄付された方には引き続きさらなるご寄付のご検討を頂けましたら幸いでございます。

そして皆様のご友人や周りの方にもお声がけいただければ、ありがたく存じます。本学は、国連が掲げるSDGsの理念の一つ「誰一人取り残さない」に沿って、同時に建学の精神に

則って、「どの学生にも学業を経済的な理由であきらめさせたくない」と考え、様々な予算の削減を行って支援体制を続けておりますが、それでも十分ではない状況が生じております。


本学は私学の雄として、様々な形での支援を困窮している学生に向けたいと存じております。引き続きのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。


▼ご寄付のお申し込みはこちら

 ※クレジットカード決済またはインターネットバンキング決済(ペイジー)をご利用いただけます。


▼募集目的

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い経済的な影響を受けた学生への経済的支援


▼募集金額

 1口1万円

 ※1口未満のご寄付につきましても有り難くご厚意を受け取らせて戴きます。

 ※ご寄付は早稲田大学の寄付会員制度「WASEDAサポーターズ倶楽部」を通じて

  受け入れさせていただきますが、そのまま早稲田大学の経理に入金されること

  になります。

 ※新型コロナウイルス学生支援に対するご寄付は、「WASEDAサポーターズ倶楽部」

  の会員対象外の扱いとなりますので、ご了承ください。

 ※早稲田大学へのご支援は、寄付金控除の対象となります。




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