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梅野節也顧問、3月末にご逝去

市川稲門会の最長老のお一人である梅野節也様(昭和26年理工学部卒・顧問)が3月31日、ご逝去されました。


梅野さんは京成・市川真間駅前の料亭「大松」(すでに閉店)のオーナーを務められ、市川稲門会のメンバーも一時は新年会の懇親会場やゴルフコンペの打ち上げなどで大変お世話いただきました。昨年の総会まではお元気に出席され、新年会などでは最長老として乾杯の音頭を取っていただくなど、会員の目標となるべき存在として、ご活躍いただきました。


梅野さんと親しくされていた市川稲門会会員の有吉秀樹さんよると、1月下旬に市川駅南商店会連合会の新年会でお会いした時、かなりやつれた感じが窺えたとのことで、ご本人も「昨年、風邪をこじらせた。それ以来、調子が悪い」と話されていたそうです。有吉さんは2010年の春に大学の准教授昇格のお祝いで「大松」を訪れた際に知り合い、「その場で稲門会へのお誘いを受けた」のが交流のきっかけで、「いつお会いしてもお元気で、自分でもかくありたい」と目標にされていました。


4年前の市川稲門会会報(平成28年5月11日、復刊第9号)には「私の早稲田大学の思い出」と題するコラムをお書きになり、昭和20年に早大第一高等学院に入り、昭和26年理工学部建築学科を卒業されるまでのご苦労を綴っておられます。お若いころから「大松」の経営に携わっておられたと思っていたのですが、その原稿の中で卒業後は大成建設に入り、子会社を含めると45年間会社勤めされていたことを明かしています。「社会での対人関係でも早大の校友ということで意気投合し、早稲田に学べたことに感謝しています」と語っています。


もうあの元気な梅野先輩の発声による乾杯の音頭は聞くことはできませんが、江戸川の堤には梅野夫妻が「結婚50周年」を記念して植えられた河津桜が元気よく育っているとのことです。お近くを散歩の折はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 あらためてご冥福をお祈り申し上げます。








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